ボードゲームのルール和訳やサマリー
テキストだけの物が多いです。既に手放してしまったゲームも多い為、質問や指摘には対応しきれないかもしれません。記載順はなんとなくながら最近作ったものから順に列べています。
- The Butterfly Garden(バタフライガーデン) - Steve Finn -ビブリオス、ハーベイシャス、ナンガ・パルバットの作者が2016年に出版した作品のリメイクです。
- Karo(カロ) - ENLIGHTENMENT - Steffen Mühlhäuser - steffen-spiele の中でも特に目を惹くコンポーネントです。3つの異なるルールが含まれているのですが、その内の一つ “Up & away(NOT THIS WAY)” は、ある時期からひっそりと “ENLIGHTENMENT” に差し替えられていました。 直訳すると「啓発」とかかなぁと思うのですが、システムにタイトルのマッチしてるところが好きです。
- Samurai(サムライ・ボードゲーム) - Reiner Knizia - 少ないルール分量ながら、スコアリングが独特でジレンマが一杯です。
- Sphinx(スフィンクス) - Mark Berger, Edith Grein-Böttcher - 潜水艦ゲームをブラッシュアップしたようなゲームです。迷路を作るのも当てるのもとても楽しいので、入手しやすくなって欲しいですね。
- Die Osterinsel(イースター島) - Leo Colovini, Alex Randolph - レースでの順位と、レース中に石を積んだ量の両方が勝利条件に関わります。コンポーネントのインパクトが強いですが、他プレイヤーのコマも操作が出来る等ルール的にも意欲作だと思います。
- Titicaca(チチカカ) - Corné van Moorsel - Gipsy King(ジプシーキング)のリメイク元として見做されることもありますが、こちらはアブストラクトではなく握り競りです。合併周りの条件判定が非常に複雑です。
- Hokito(ホキト) - Claude Leroy - Cosmoludo から出ているアブストラクトの一つです。 最上段コマのマークが移動回数と点数に直結します。
- Alchemist(アルケミスト) - Carlo A. Rossi - 独特のインタラクションを持ったゲームです。Yucataでもプレイ可能です。
- Living Forest(リビング・フォレスト) - Aske Christiansen - 2022年のKDJ受賞作品です。かなり好きなゲームで、1ヶ月足らずの間にBGAで300戦以上遊んでしまいました。
- Dinner In Paris(ディナー・イン・パリ) - The Trolls - 最近のゲームながら陣取りが主のメカニクスになって居ます。公称の40分で終わるのは珍しいケースではないかと思いました。
- Pantareï(パンタレイ) - Claude Leroy - Cosmoludo から出ているアブストラクトで、7段のスタック完成を目指します。
- Kamon(カモン/家紋) - Bruno Cathala - 2007年に出版されたカタラのアブストラクトですが、これは最近 Cosmoludo から出版された版の和訳です。 Okiya のリメイク元ながら Hex 的なコネクションが勝利条件の一つになっていてより食べごたえがあります。
- Fibonacci(フィボナッチ) - Thomas Naylor - キャプチャが無く場所の入れ替えがあり、グループ移動も出来ると古さを感じさせないアブストラクトです。強いて挙げるなら20年後に出版された Hive(ハイブ) と似た勝利条件ですが、こちらは隣接する都度相手の手数が減るという攻撃的なプレイを推奨するルールになっています。
- Blox(ブロエックス) - Jürgen P. Grunau, Wolfgang Kramer, Hans Raggan - ハンドマネジメントが入っている為運の比重は強めながら、アブストラクト感の強いゲームです
- Holi: Festival of Colors(ホリ:フェスティバル・オブ・カラーズ) - Julio E. Nazario - 上階から絵の具の落ちてくる処理が面白いゲームです。少ないルール分量に見えて例外処理やライバルカードの解釈に難航する所が多かったため、BGGフォーラムへのリンクを多めに貼っています。
- Gipfelstürmer/Gipfelkraxler(山頂をめざせ) - Friedemann Friese - 押し出すのが盛り上がるダイスゲームです
- Carolus Magnus/Carolvs Magnvs(カール大帝) - Leo Colovini - リメイクの Eliantys ではこのヴァリアントか、それに近いものが採用されたようです
- Alexandros(アレクサンドロス) - Leo Colovini - エンクロージング陣取りとハンドマネジメントのゲームですが、全員を対象とするスコアリングしか出来ないのが特徴的です
- Dia Bruecken von Shangrila(シャングリラの橋) - Leo Colovini - 作者はアブストラクト感の強いゲームを多く作っていますが、実際に運要素の全く無いこのようなゲームは珍しい気がします
- Wongar(ボンガル) - Richard Borg, Alan R. Moon - 3種類のコマを使ったエリアマジョリティをします。殴り合いの大丈夫な方にはお勧めできます
- Master of Economy(経済の達人) - Andrzej Kurek - 株に加えて国富論の様な拡大再生産まであるのですが、横領のインパクトは強いですね
- Indonesia(インドネシア) - Jeroen Doumen, Joris Wiersinga - オンラインで遊んでみると感覚がつかみやすいかもしれません
- The Great Zimbabwe(グレート・ジンバブエ) - Jeroen Doumen, Joris Wiersinga - Splotter のゲームでFCMの前身感が感じられます。スプロッターにしてはかなり軽い方ですね
- Bus(バス) - Jeroen Doumen, Joris Wiersinga
- Aquädukt(アクアダクト) - Bernhard Weber
- Saba: Palast der Königin(サバの女王の宮殿) - Christian Fiore, Knut Happel
- Morisi(モリシ) - Corné van Moorsel - 古参ゲーマーにファンが多い印象のクワリが昔出していた多人数アブストラクトです
- Lübeck(リューベック) - Reiner Stockhausen - オルレアンの作者が昔作ったゲームです。いつの間にか公式和訳扱いされててびっくりしました
- The King Is Dead(ザ・キング・イズ・デッド) - Peer Sylvester - 2015 年の版向けです。第2版はまた結構変わってそうです
- Kreta(クレタ) - Stefan Dorra - キレのあるシステムのエリアマジョリティです
- Ground Floor(グランドフロア) - David Short - 会社経営の雰囲気抜群なワーカープレイスメントの初版です
- Dominant Species(ドミナント スピーシーズ/優占種) - Chad Jensen - 長すぎると感じたりテキストベースの派手なカード効果が性に合わない人向けのヴァリアントが BGG に上がっています
- Taluva(タルバ) - Marcel-André Casasola Merkle - 雰囲気抜群のタイルプレイスメントです。少人数でプレイする際はタイル使い切りヴァリアントの採用がお勧めです
- Wind River(ウインドリバー) - Dirk Liekens - リソースマネジメントが必要な多人数アブストラクトです
- ジジニャーゴ ネコとネズミのチューレース - 山田 空太 - 枯山水が有名な作者の、ロイヤルターフ & ストーンエイジ インスパイアです
- Ablaze!(アブレイズ!)/Feurio!(山火事) - Heinrich Glumpler
- Serenissima(セレニッシマ) (Second Edition) - Dominique Ehrhard - ダイスを使った古めかしい戦闘以外はかなり洗練された雰囲気のゲームです
- Olympos(オリンポス) - Philippe Keyaerts - ヴィンチ/スモールワールド の作者が作った、テーベ的な手番順の陣取りゲームです
- Merchants/Handelsfürsten: Herren der Meere(交易王) - Reiner Knizia
- Urland(ウルランド) - Doris Matthäus, Frank Nestel - 原始スープの続編的雰囲気が強いですが、システムは全くの別物でバッティング系のエリアマジョリティです
- Famiglia(ファミリア) - Friedemann Friese - テキストが全くない2人専用のデッキ構築ゲームです
- Cash or Crash(キャッシュオアクラッシュ) - Alex Weldon - 知名度が低いと思いますが、ゆるめのブラフゲームとして好きです
- Shitenno(四天王) - Cédric Lefebvre - パット見重そうですが、ケーキ切り分け系のゲームです
- Legacy: Gears of Time(レガシー: 時の歯車) - Ben Harkins - タイムトラベルを取り扱ったゲームでは今のところ一番好きかもしれません
- Spectral Rails(西部幽霊鉄道) - Morgan Dontanville
- Age of Industry(産業の時代) - Martin Wallace - バーミンガムとかが出る前の、ブラスのリメイクです。ブラスで特徴的だった借金や2時代制を簡略化しています
- Sardines(サーディンズ) - 作者不明 - メモリーゲームです
- Industria(インダストリア) - Michael Schacht
- Piranha Pedro(ピラニアペドロ) - Wesly Gibs, Jens-Peter Schliemann
- Oddville(オドヴィル:奇妙な村) - Carlo Lavezzi
- Lokus(トイレ) - Reinhard Staupe
- A conclave of wyrms(竜の議会) - Daniel Blodgett
以下は作成中だったりとチープさが際立つファイルです
- Power Grid: The First Sparks(最初の火花) - Friedemann Friese
- Wealth of Nations(国富論/ウェルス・オブ・ネイションズ) - Nico Carroll
ここにまとめてきれていないものが以下に残っているかもしれません